J-STAGE
コーチング学研究

投稿の手引き

投稿の手引き(PDF形式)

1. 投稿資格

 1)会員または入会手続きを済ませた入会予定者は,全ての論文種別に対して投稿資格を有する.

 2)会員については,所定の年度会費手続きを行っている者,もしくは会費納入済みの者が投稿できる.
  新入会員については,会費納入済みの者が投稿できる.

2. 論文種類など

 1)本誌に掲載される論文の種類は,総説,原著論文,研究資料,実践報告(Case Report),短報,書評,
  内外の研究動向,研究上の問題提起のいずれかで,それぞれの特徴は以下の通りである.

  ①総説
   コーチング学における一定範囲の研究視座について,文献総覧を中心に当該研究視座の体系を論考し,
   コーチング学の発展に直接的に寄与する論文.

  ②原著論文
   ・論考
    コーチング学における種々の問題に対して,明快な論理展開を内在させながら新しい視点を導き出し,
    コーチング学の発展に直接的に寄与する論文.

   ・実践論文
    スポーツ実践や関連事象について,実験や各種調査などによる仮説検証を通して,
    新規性と普遍性の高い原理や原則を明らかにし,コーチング学の発展に直接的に寄与する論文.

   ・事例研究
    コーチング学における種々の問題に対して,事例をもとにして,
    新規性と普遍性の高い原理や原則を明らかにし,コーチング学の発展に直接的に寄与する論文.

  ③研究資料
   上記の原著論文に該当するものであり,新規性と普遍性の高い原理や原則を必ずしも明らかに
   したものではないが,コーチング学の発展に直接的に寄与する論文(原著論文に一歩及ばない内容
   のもの).または,コーチング実践との直接的関連は薄いが,基礎科学領域の知見として有用性が
   示唆される論文.

  ④実践報告(Case Report)
   コーチング学における種々の問題に対して,現場で実際に行った事例として正確に記述し報告した
   レポートであり,新規性と普遍性は担保されてなくてもよいが,コーチや選手の学びに直接役立つもの.

  ⑤短報
   原著論文として完成したものではないが,速報性を重んじ,コーチング学の発展に直接的に寄与する小論.

  ⑥書評
   コーチング学に関する単行本について,その内容を概説するとともに,
   スポーツ実践またはコーチング学に対する影響などを提示した小論.

  ⑦内外の研究動向
   スポーツ実践またはコーチング学の発展に寄与すると考えられる,国内外のコーチング学に関連する研究動向を
   提示した小論.

  ⑧研究上の問題提起
   コーチング学の研究に際し,新たに組み入れる必要のある研究視座や研究仮説を提示した小論.

 2)原則として,上記①②③④は1編につき,刷り上がり12ページ以内,また,⑤⑥⑦⑧は1編につき,
   刷り上がり4ページ以内とする.なお,1ページに掲載できる文字数は最大約1,600文字であり,
   図(写真を含む)表はその大きさから文字数を推定すること
  (例えば,「1ページの4分の1程度の大きさであれば400文字相当」など).

 3)委員会の判断により,上記の論文種別の他,学会大会の報告などを掲載する場合があるが,
   この際の書式などは委員会が定める.

3. 執筆に際する注意

 1)人権擁護および動物愛護についての配慮
   被験者や被験動物の取り扱いについては,人権擁護および動物愛護の立場から,十分に配慮するとともに,
   実際に配慮した点を論文中に明記する.

 2)「コーチング学への貢献」の記述
   論文中には必ず得られた知見をもとにした「コーチング学への貢献」の内容が記述されていなければならない.

4. 本文中での文献引用の仕方

 1)文献引用の方式
   論文中で文献を引用する場合には,基本的な文献を厳選し,正確に引用する.
   なお,本文中の記載は,原則として,「著者・出版年方式(author-date method)」とする.
   なお,引用した文献は,すべて文献リストに掲載する.

 2)具体的な記述方法
   語句や文章を引用する場合,和文ならば「 」,欧文ならば“ ”でくくる.著者が2名の場合,
   和文ならば中黒丸(・),欧文ならば“and”を用いてつなぐ.

  ①一般的な形式
   <記入例>
   「専門的トレーニング開始期が低年齢化している」(山口, 1998)という視点は,…

   “Effects of exercise habits …” (Eisenhower, 1998)という視点は,…

   「低年齢期に複数の種目を体験させるべき」(秋田・千葉, 1998)という結論は,…

  “The elite players are …” (Kennedy and Johnson,1998)という結論は,…

  ②著者が3名以上の場合
   筆頭著者の姓を記し,その他の著者名は,和文ならば「ほか」,欧文ならば“et al.”を用いて略す.

   <記入例>
   「選手の精神的自立を促す必要がある」(奈良ほか, 1998)という結論は,…

   “The coaches must to …” (Washington et al., 1998)という結論は,…

  ③複数の文献を引用する場合
   引用した文献をセミコロン(;)でつなぐ.

   <記入例>
   「運動がストレス調整要因になる」という報告 (Taylor et al., 1978; 宮崎, 1980)

  ④同じ文献を2回以上引用する場合
   本文中に著者とページ数を( )をつけて記入する.

   <記入例>
   「若手コーチの進出が遅れている」(山口, 1998, p.21)という主張は,…

   “Development of skill … ” (Kennedy, 1980, pp.101-102)という主張は,…

  ⑤参考文献の記載
   語句や文章を本文中に引用はしていないが,論文執筆に際して参考とした文献を記述する場合,
   著者名と年号を記入する.

   <記入例>
   福岡・岡山(1999)の報告によれば,…

   Reagan and Carter(1988)の報告によれば,…

   徳島ほか(1995)によれば,…

   Bush et al. (1977)によれば,…

  ⑥同一著者の文献が複数ある場合
   括弧内の年号をコンマ(「,」)でつなぐ.また,同一著者の同一年に発行された複数の論文は,
   年号の後ろに“a,b,c, …”をつける.

   <記入例>
   富山(1990, 1992a, 1992b)による一連の研究では,…

   Clinton(1995, 1997a, 1997b)による一連の研究では.…

  ⑦翻訳書の著者を表記する場合
   著者名はカタカナ表記とする.

   <記入例>
   ニクソン(1972)によれば,…

5. 文献リストの執筆要領

 1)文献リストの概要
   リストへの記載順序は,筆頭著者のABC順,同一著者の場合は発表年順とする.
   文献リストの見出し語は「文献」とする.

 2)定期刊行物(雑誌)の記載方法
  ①一般的な形式
   原則として,以下のように記載する.著者名は,共著の場合,和文の場合には中黒丸(・),
   英文の場合には“and”で続ける.ただし,欧文で3人以上の共著者の場合にはコンマ(,)でつなぎ,
   最後の著者の前だけに“and”を入れる.

   著者名 (発行年) 論文名. 誌名, 巻(号): 開始ページ – 終了ページ.

   <記入例>
   新宿太郎・渋谷次郎・品川三郎(2003)コーチの言語表現能力の向上方策について.
   スポーツ方法学研究, 16(1): 10-18.

   Jefferson, T., Lincoln, A., and Johnson, A. (1990) The controversy about athletic
   scholarships.Journal of Sport Education, 35: 28-40.

  ②同一著者の同発行年の複数の論文を引用した場合
   発行年の後に“a,b,c, …”をつける.なお、論文名は,欧文の場合,題目の最初の文字だけを大文字にする.
   誌名は,原則として,正式名称を記述する.省略する場合は,その雑誌に指定された略記法,
   または広く慣用的に用いられている略記法にしたがう.

   <記入例>
   高田隆史・馬場浩志(1998a)イギリスのパブリック・スクールにおけるスポーツ教育について.
   山手大学紀要, 20(1):50-58.

   高田隆史・馬場浩志(1998b)19世紀のイギリス市民のスポーツ活動について.
   山手大学紀要, 20(2): 30-40.

   Roosevelt, F.(1995a) Statistic analysis of basketball team performance.
   Basketball Quarterly Review,15(1): 105-112.

   Roosevelt, F.(1995b) Transition play in team performance of basketball.
   Basketball Quarterly Review, 15(2): 94-105.

 3)単行本の記載方法
  ①一般的な形式
   原則として,以下のように記載する.なお,著者名,書名の記述は定期刊行物にしたがう.
   また,同じ文献を2回以上引用した場合には,総ページ数を記載する.

   著者名 (発行年) 書名 (版数,初版は省略).発行所:発行地,引用ページ.

   <記入例>
   天王寺孝史(2003) コーチングにいかすバイオメカニクス研究.西日本出版:大阪, pp.75-85.

   Buchanan, J.(2002) The history of the Olympic marathon.
   Sports and Leisure Published:Boston,pp.220-250.

  ②編集書や監修書の場合
   和文では「編」または「監」と表記する.欧文では編集者が一人の場合は“Ed.”,複数の場合は“Eds.”をつける.

   <記入例>
   コーチング研究会編(2001)ジュニア・アスリートのための体力トレーニング法(第2版).
   神田書房: 東京, pp.35-55.

   Adams, J., Madison, J., and Ford. G,(Eds.) (1990) Sports coaching concepts.
   Longbeach University Press:Los Angeles,pp.220-250.

  ③引用部分の著者が明らかな編集書や監修書の場合
   当該箇所の著者,論文名(章の題名)の後に,編集または監修者名と「編」,「監」をつる.
   欧文の場合,“In:”をつけた後,編集(監修)者名と“Ed.”,または“Eds.”をつける.

   <記入例>
   伏見美子(1998)骨粗鬆症の予防. 尾張千種ほか編 中高年女性の健康づくり.
   中日本出版: 名古屋, pp.355-385.

   Truman, H. (1988) Fund raise for professional sport.
   In: Roosevelt, T. et al. (Eds.) Foundations of Sport Management.
   Sports and Leisure Published: Boston,pp.259-282.

  ④翻訳書の場合
   原著者の姓をカタカナ表記し,その後にコロン(:)をつけて訳者の姓名を記入する.
   訳者が3人以上の場合は,「:…ほか訳」と省略して筆頭訳者だけ記入する.
   なお,原典の書誌データは執筆者が必要性を判断して,最後に< >内に付記する.

   <記入例>
   ウイルソン:千歳雪夫ほか訳(1994)陸上競技コーチング教本. 北日本書房: 札幌, pp.50-65.
   <Wilson, T.(1992) The complete coaching guide of track and field coaches.
   Manhattan Press: New York.>

  ⑤その他
   引用箇所が限定できない場合や,同じ文献を2回以上引用する場合にはページ数を記入しない.

6.提出原稿の構成

 1)用紙および提出部数
   原稿は,ワードプロセッサーで作成し,A4判縦置き横書き,全角40字20行(英文綴りおよび数値は半角)で,
   上下左右に2-3cmの余白をとって印刷する.頁番号を下中央に記入し,行番号も入れる.

   原稿は,正本原稿1部,査読用原稿3部,デジタル・データ(文書ファイルや画像ファイルなど)を提出する.

 2)表紙
   原稿の表紙(1枚目)には下記の事項を記入する.②と③については和文と英文の両方を記入する.
   査読用原稿には②のみを記入する.

   ①論文の種類
   ②題目
   ③著者名および所属機関
   ④連絡先(住所,電話番号,電子メールアドレスなど)

   題目に副題をつける場合には,コロン(:)を用い,主題に続ける.
   主題,副題ともに,英文タイトルの最初の単語は,品詞の種類にかかわらず第1文字を大文字にし,その他は,
   固有名詞など,特に必要な場合以外はすべて小文字とする.

   なお,短報については,基となった学会大会の研究報告の題目を定める範囲で修正した場合,
   原題を題目の下部に付記すること.

   所属機関名は,筆頭著者と共著者ともに,和文と英文とも正式名称を記入する.大学の場合は学部名を,
   大学院の場合には研究科名,官公庁や民間団体の場合は部課名まで記入する.

   連絡先は,査読過程での諸連絡に用いる.緊急の際に確実に連絡をすることができる連絡先(電話番号,
   FAX番号,電子メールアドレス)を記入する.

 3)抄録
   「総説」,「原著論文」,「研究資料」,実践報告(Case Report)には抄録を付ける.
   本文が和文の場合は250ワード以内の英文抄録,本文が英文の場合は300-400字程度の和文抄録とする.
   なお,英文抄録には査読用に和訳を添える.

 4)キーワード
   キーワードは論文の内容や特色を的確に示すものを選定する.和文と英文とも3-5語を記載する.
   本文が和文の場合,和文キーワードは本文の前,英文キーワードは英文抄録の末に記載する.
   本文が英文の場合,英文キーワードは本文の前,和文キーワードは和文抄録の末に記載する.

 5)本文
   ひらがな現代かな遣いとし,当用漢字を使用する.外国語の訳語はカタカナを用いる.
   詳細は,別項「7.本文の体裁」を参照する.なお,内容は充分に推敲し,簡潔で,わかりやすいように記述する.

 6)図(写真を含む)表
   原稿は,本誌に直接印刷できるように,文字や数字を鮮明に書く.
   原則として白黒印刷とし,カラー印刷を必要とする場合は著者が実費負担とする.
   原稿1枚に図表1式を使用し,通し番号とタイトルを記し,本文とは別に番号順に一括する.
   本文中への挿入箇所は,本文中にそれぞれの番号を明記する.

   図表の注記は,各図表の下に記入し,符号は,上付ダガー(†)を用いる.
   なお,統計学上の有意水準を示す場合はアスタリスク(*)を用いる.

 7)謝辞・付記
   謝辞や付記は本文とは別け,それぞれ「謝辞」「付記」の見出し語を用いて記述する.
   なお,公平な審査を期するため,審査用原稿では謝辞および付記等は削除しておくこと.

7.本文の体裁

 1)記号,符号,単位,略語
   次のような符号を用いることがでる.

  ①句読点
   句点(終止符)はピリオド(.),読点(語句の切れ目)はコンマ(,)を用いる.

  ②中黒丸(・)
   密接に関係して一体となる文字や語句などを結ぶ際に中黒丸(・)を用いる.

  ③ハイフン(「-」)
   対語や対句の連結,合成語,ページの表記に用い,半角とする.

  ④ダッシュ(「-」)
   1字分のダッシュは期間や区間を示すのに用いる.2字分のダッシュは注釈的な説明をするのに用いる.
   「~」は原則として用いない.

  ⑤引用符
   和文の場合には「 」,欧文の場合には“ ”を用いる.

  ⑥省略符
   引用文の一部あるいは前後を省略する際,3点リーダー(「…」)を用いる.

  ⑦数字
   原則として,アラビア数字を用いる.

  ⑧単位
   原則として,国際単位系(SI単位系)とする.

  ⑨略語
   論文中において高い頻度で使用される用語に対して,著者が便宜的に省略した語を用いる場合は,
   初出時に略さずに明記し,(以下「…」と略す)と添え書きをしてから,以後その略語を用いるようにする.

 2)章立て
   原則として,下記の通りとし,それぞれ見出し語を付ける.
   Ⅰ.Ⅱ.Ⅲ.… → 1, 2, 3,… → 1) 2) 3) … → ① ② ③ …

 3)注記
   注記をつける場合,文中の当該箇所に「注1)」「注2)」のように上付文字を用いて連番号をつけ,
   本文と文献との間に,一括して番号順に記載する.なお,見出し語は「注記」とする.
   なお,注記は本文あるいは図表で説明するのが難しく,明らかに必要なときだけに用いる.

 4)特殊字体
   見出し語はゴシック体とする.これ以外,統計法や数式などを除いて,
   文意や特定語句を強調するための特殊字体(イタリック,アンダーライン,傍点など)は,
   原則として使用しない.

8.著作権について

 1)掲載論文の著作権
   掲載論文の著作権は日本コーチング学会に帰属する.
   ただし,論文の内容に関する責任は著者が負うものとする.
   論文中で引用を行うに際し,他者に著作権が帰属する著作物を使用する場合は,
   著者の責任において使用許可を得ること.

 2)掲載論文を著者が使用する場合
   掲載論文を著者が学術活動に使用する場合,編集委員会を通じて本会に事前に承諾を求めること.
   ただし,これは暫定的な措置とし,他学会の動向などを勘案しながら,
   学術活動における機関誌掲載論文の利用制度の確立を図ることとする.

付則

日本体育学会体育方法専門領域会員の投稿資格
日本体育学会体育方法専門領域会員は投稿資格を有する.

1. 2003年5月10日 制定
2. 2007年6月16日 改正
3. 2008年3月22日 改正
4. 2010年6月12日 改正
5. 2013年4月 1日 改正
6. 2013年8月29日 改正