「日本コーチング学会」
充実をめざして

日本コーチング学会は、現在、学会としての充実をめざして様々な活動を展開しているところです。
その中でコーチング学の研究の推進に加え、コーチング学の学体系の構築を最重要課題に位置づけ、
力を注いでいます。
コーチング学の学体系の構築は、知の産生と伝達が使命である大学において、
スポーツ実践系の教育研究部門の存在価値を確立するためにも極めて大きな意義を持つと考えられます。

会長 中川 昭
With the coaching

1 コーチング学体系の構築

コーチング学の学体系を構築するためには、種目別コーチング学、類型別コーチング学、
一般コーチング学といった一般化の次元が異なる3つのコーチング学の体系化を並行して
進めていくことが重要となりますが、多様な種目の実践者/研究者が多数存在する本学会では、
とりわけ類型別/一般コーチング学の構築が重要であると考えています。
具体的な活動としては、類型別/一般コーチング学に関する理論書の編纂・発刊活動に加え、
学会大会や学会誌のあり方についてコーチング学の学体系構築を促進する方向で検討を急いでいるところです。

2 社会への情報発信

現在、本学会が特に力を注ごうとしているもう1つの課題は、社会への情報発信力の強化です。
スポーツ指導のあり方について大きな変革が求められている昨今の社会情勢の中で、
「コーチング」を看板に掲げる本学会が、学会という立場から積極的に社会へ情報発信し、
わが国のスポーツ指導の健全な発展に貢献していくことは、果たすべき重要な任務であると考えています。
そのために、今般、社会への情報発信を強化する方向で本学会のウェブサイトを大きく刷新しました。
思いもかけない感染症の拡大により、スポーツを取り巻く社会的情勢に大きな変化が起こっています。
このような状況の中、本学会が社会へ情報を発信し社会への貢献を果たすことは、
これまでよりも一層重要な意味を持つと思います。

3 魅力ある学会をめざして

本学会がスポーツ実践系の旗艦学会として益々魅力ある学会となるよう、今後とも様々な活動を推進して参ります。
会員の皆さまのご協力を何とぞよろしくお願いいたします。

2020年5月吉日
日本コーチング学会会長
中川 昭