コーチング学のリソース

ニュース・トピックス

ニュース・トピックス

ラグビーのコーチング学

個別コーチング学

著者:

ラグビー研究協議会 編集

出版社:大修館書店

内容:

本書は、類型別コーチング学として先に発刊された『球技のコーチング学』を基盤とする個別コーチング学に位置づけられる書物である。
まず本の前段では、運動特性やゲーム構造、競技力についての理論的な考察を通してラグビーという球技種目の特徴が明らかにされている。そして、それに引き続いて、これまで得られた科学知と実践知を援用しながら、トレーニングやパフォーマンス分析などラグビーの7つの主要な実践活動について現在の先端的な理論や活動内容が解説され、併せて、より合理的で効果的な活動に向けての原理原則や指針となる考え方が示されている。
本書はラグビーの研究者や現場の指導者はもちろんのこと、様々な立場で球技のコーチングに関心のある多くの人にとってたいへん有意義な書物になっている。

陸上競技のコーチング学

個別コーチング学

著者:

日本陸上競技学会 編集

出版社:大修館書店

内容:

2002年に日本陸上競技学会が設立されて以来、関連する多くの研究知見が蓄積され、陸上競技の強化・育成に活用されている。
本書では、これらの競技現場と研究知見との融合の成果を体系化し、競技や学校体育の現場などへフィードバックできるよう、陸上競技のコーチングに必要な情報を幅広く紹介。

スポーツクライミング ボルダリング

個別コーチング学

著者:

西谷善子(監修者)

出版社:ベースボールマガジン社

内容:

学会員からの推薦のことば:
2020年の東京五輪でスポーツクライミングが正式種目となったが、ボルダリングはそのうちの一種目である。日本選手の競技力は世界のトップ水準にあるが、監修者の西谷氏はユース日本代表のヘッドコーチでもある。本書では、ボルダリングの上達法について基礎から解説している。「大切なのは筋力ではなく考える力」という表紙のコピーにもあるとおり、自分でよりよい身のこなし方を考えながら上達していくためのアクティブラーニングを重視している。この点で、これまでのクライミングの技術書にはなかったユニークな視点を打ち出している。またこの考え方は、他のスポーツ種目におけるコーチングやトレーニングにおいても一石を投じる考え方であるともいえる。

コーチングバレーボール 基礎編

個別コーチング学

著者:

公益財団法人日本バレーボール協会 編 日本バレーボール学会 編集協力

出版社:大修館書店

内容:

学会員からの推薦のことば:
スポーツ科学に立脚したより効果的なバレーボールの練習方法等に関して言及している.日本バレーボール協会指導者養成講習会のテキストとなっている.

登山の運動生理学とトレーニング学

個別コーチング学

著者:

山本正嘉

出版社:東京新聞

内容:

学会員からの推薦のことば:
一般的な登山者から高度な登山(高所登山、クライミング、トレイルランニングなど)を行う者まで、多様な登山ジャンルについて、それぞれの運動生理学的な特性を踏まえて、より安全に実施したり、よりパフォーマンスを高めるための方法論を提示している。

バスケットボール学入門

個別コーチング学

著者:

内山 治樹/小谷 究 編著

出版社:流通経済大学出版会

内容:

学会員からの推薦のことば:
本書は、バスケットボール競技プロパーの研究者や関連諸分野の研究者ならびに現役コーチ17名によって、バスケットボールを対象にする個別研究の寄せ集めではなく、バスケットボールを「学」として体系づけた総合科学として捉えていこうとする意図のもとに執筆されている。その特徴は、世界一の競技人口を誇るバスケットボールのコーチングに有用な知識を新たに習得したり深めることで、自身の実践知のレベルや専門性をより一層高めたいと願うコーチだけでなく、すでにこの競技の研究に従事しているが他のアプローチも試してみたいと考えている研究者にとって、もちろん、バスケットボール競技をこれから学ぼうとする初学者にとって、バスケットボール競技を思索したり実践に役立てようとする際の信頼できる知的道具(エビデンス)を種々提供している点にある。本書の試みは、学術の世界のみならず他競技ではこれまで行われてこなかった、或る特定の種目を「学」というパースペクティブな視点で捉えることで研究と実践の両方に貢献している点で、また、それらを架橋しようとしている点に斬新さがあることから、推薦に値するといえる。

考えて強くなるバレーボールのトレーニング スカウティング理論に基づくスキル&ドリル

個別コーチング学

著者:

吉田清司、渡辺啓太

出版社:大修館書店

内容:

学会員からの推薦のことば:
「ゲームでの課題は何か」を理解して練習に取り組むことがプレーの質を高めると考え、著者がアナリストとして経験してきた中から、中・高校生にも実施可能な「スカウティング」の原理・原則やその理論に基づく練習方法を図表とともに解説している。